蓄膿の手術



大昔の蓄膿手術は
信じられないほどの激痛を伴う手術を行っていました。
年を追うごとにその術法は進化してきています。

現在は、蓄膿の手術には外科的手術を行う場合もありますが、
最近では内視鏡を使った手術がほとんどのようです。

もし、鼻茸(はなたけ)という粘膜が突起のように変化した
ポリープが出来ている場合には、
鼻茸の摘出手術(内視鏡手術による)も行います。



ESS(内視鏡下副鼻腔手術)とは?

内視鏡を使った手術ESSは、
外科的手術と比較すると患者さんの体への負担が大きく軽減される方法です。

鼻腔の粘膜を除去してしまわないので、鼻腔が本来持つ生理機能を残すことが可能です。

ESSによって除去するのは、「肥厚した鼻甲介」や粘膜が変化した「鼻茸」です。
これらを除去することにより、新鮮な空気が副鼻腔に入っていくようになります。


ただし、術後にも洗浄治療などは続けられます。
ですので根治手術ではなく保存手術に分類されます。

ESSのメリット

・痛みが少ない
・出血量が少ない
・術後に「顔面のしびれ」が出ない
・外科的手術には再手術の可能性がありますが、ESSではそれが非常に低い
・入院期間が短い
(外科的手術 → 3週間 ESS → 日帰り、長くても10日程度)
・両方の鼻の手術が必要であっても、外科的手術のように片方の鼻を手術した後期間をあけなくて済む



アレルギー性または細菌感染による蓄膿であれば、ESSによる改善率が90%を超えます。

できることなら蓄膿の手術が必要な状況まで悪化させないことがベストです。
しかしなってしまったものは仕方ありません。

病気も気になりますが、費用も気になるところでしょう。
もし鼻茸もできている場合には、手術費用が15万円程度かかります。

しかし高額療養費制度もありますから、安心して治療に専念しましょう。



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