蓄膿の検査は歯科?耳鼻科?





蓄膿は、慢性的に副鼻腔が
炎症を起こしている状態を指します。

鼻腔に炎症が出ているのですから、
受診科目は耳鼻咽喉科です。



蓄膿の検査

病院では以下の検査が行われます。

◆内視鏡検査・鼻鏡検査
内視鏡や鼻鏡を使って
・鼻茸、ポリープの有無
・鼻水の状態
・粘膜の状態(腫れなど)
これらを調べます。


◆レントゲン検査
レントゲンを使うと炎症の程度、範囲、場所を特定することができます。
場合によっては、MRI検査やCT検査を行う場合もあります。


◆細菌検査
蓄膿の原因菌を調べます。
方法は2つあります。

・吸引装置などで、喉の奥または鼻の穴の分泌物を取り出して調べる
・鼻腔から上顎洞(じょうがくどう)に針を刺し、分泌物を取り出して調べます。


病院では分からないことをうやむやにしない

病気は病院へ行って後は医師に任せておけばいい・・・。
こんな考えでは病気をきちんと治療することはできません。

もちろん医師のアドバイスに従うことは大切ですが、
病気に対して不安や疑問に思っていることは理解できるまで
医師に尋ねて不安を解消しておくようにしましょう。

病気に対する理解が病気を早く改善させることに繋がります。

他の症状・薬の副作用は医師に伝える

蓄膿は他の病気を合併していることも多く、見過ごすことはできません。
今までの既往症や現在発症している病気についても医師に伝えておきましょう。

また、治療途中で処方されている薬で副作用が出ることもありますから
「おかしい」と思った時点で医師に伝えるようにしましょう。


蓄膿は鼻づまりや鼻水などがつきまとうとても不快な病気です。
早めに耳鼻咽喉科を受診して治療につとめましょう。



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