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漢方は西洋医学と考え方が根本から違います。
大雑把に言うと、西洋医学は対症療法、つまり発症している病気の治療を行います。
これに対して漢方では病気をつくる体質改善に注力します。
病気になる体質である限り、薬で症状を改善させても病気は再発を繰り返すだけだからです。
もちろん西洋医学にしかできないこともありますが、
場合によっては漢方も使った方がいいケースもある、ということです。
前述したように、蓄膿は治りそうで治らない、すぐに再発する可能性のある病気です。
ならば、漢方で体質改善を並行して行ってはどうでしょう?
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漢方には西洋医学にないメリットが幾つか挙げられます。
・抗生物質を長期間服用しなくてよい(抗生物質は腸内にいる善玉菌に影響を与えることがある)
・花粉症やアレルギー性鼻炎を併発している場合にも有効
・一般薬にありがちな副作用、眠気やだるさが発生しない
・一般薬のように服用時間を気にせずに飲める
・医師に相談の必要はありますが、一般薬と並行して服用することができる
さて、
「息がしづらくなる」
「膿が溜まるため、ドブのような口臭を自分で感じることがある」
「猫背になる」
「粘り気のある黄色味がかった鼻汁が絶えず出る」
「鼻水が喉に流れ込む」
「顔面痛が出る」
「頭痛や鼻づまりなどで集中力に欠けるようになる」
「歯茎に痛みが出る」
「中耳炎を併発することがある」
「味やニオイがわからなくなる」
これらの症状が出てしまう蓄膿症。
漢方で体質改善できるなら、是非取り入れていきたいものです。
もちろん病院の医師に相談することも忘れないでくださいね。
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