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前頭洞(ぜんとうどう)、篩骨洞(しこつどう)、上顎洞(じょうがくどう)、蝶形洞(ちょうけいどう)
上記の4つからなる、鼻腔(鼻の穴)と繋がった空洞のことです。
副鼻腔が未発達な為に、子供さんが風邪を引くと
すぐにウイルスや細菌が副鼻腔に侵入してしまうのです。
これにより炎症が起き、膿が副鼻腔に溜まるようになります。
そして副鼻腔炎の症状がどんどん見られるようになります。
・鼻づまり
・粘り気のある緑・青・黄色っぽい鼻水
・頭痛
・頭が重い
症状が出ると子供さんの機嫌も悪くなりますから、
単なる「風邪」とかたづけずにすぐに病院を受診させてあげるようにしてください。
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蓄膿というのは俗称であり正式名を副鼻腔炎と言います。
副鼻腔炎は急性と慢性に分けられるのですが、
急性のうちにきちんと治療をすれば薬物治療だけで数週間程度で治癒します。
しかし免疫力の低い子供さんの場合、
副鼻腔炎の原因である風邪を繰り返し発症してしまうことが多いです。
その為に副鼻腔炎も治りきらずに何度も炎症を繰り返してしまいます。
これにより、副鼻腔炎が急性から慢性化してしまいます。
副鼻腔炎が長引いた場合には、
脳の病気などを併発することもある「中耳炎」を発症する可能性が高くなってしまいます。
また、慢性副鼻腔炎は薬物療法で改善が見られないほど重症化すれば
手術しなくてはならない場合もあるのです。
こういった最悪のケースを防ぐ為にも、
副鼻腔炎の原因である風邪を引かない生活習慣をお子さんにつけてあげましょう。
うがいが一番の予防になりますね。
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